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なるほど2。
「七転び八起き」ということわざがある。

何度失敗しても、これに屈せずふるい立つ姿勢を言ったものである。
人生は長い。
世の中は広い。
だから失敗もする。
悲観もする。
そんなとき、このことわざはありがたい。
だが、七度転んでも八度目に起きればよい、などと呑気に考えるならば、これはいささか愚かである。

一度転んで気づかなければ、七度転んでも同じこと。
一度で気のつく人間になりたい。

そのためには、「転んでもただ起きぬ」心がまえが大切。
このことわざは、意地きたないことの代名詞のように使われているが、先哲諸聖の中で、転んでそこに悟りをひらいた人間は数多くある。
転んでもただ起きなかったのである。
意地汚いのではない。
真剣だったのである。
失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたほうがいい。
真剣ならば、たとえ失敗しても、ただ起きぬだけの充分な心がまえができてくる。
おたがいに「転んでもただ起きぬ」よう真剣になりたいものである。

松下幸之助氏より

なるほどなるほど、僕に足りないことかもしれない。
by omocha_camera | 2008-06-20 01:27 | たく



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